ポテトサラダ研究所

明日世界が終わるとも、私はポテサラを作り続ける

余ったイモ料理:シャドークイーンのトスカーナ・フライドポテト

銀座におわすフレンチの名店「マルディグラ」の人気裏メニュー、トスカーナ・フライドポテト。美味しいですよねぇ。たっぷりのハーブとともにカリっと揚げられたフライドポテトは、マルディグラオーナーシェフ、和知料理長が作る骨太な肉料理のサイドディッシュとして最適、いいや、これはメインを張れる美味しさだ!

って、まぁ。

ここまでアツく語ってきましたが、僕も雑誌やウェブで見ただけで、実物を食べたこと無いんですけどね。よるべないフリーターフリーランスの身なので、銀座でフレンチなんか食べるような贅沢なんか中々できませんしねぇ。はぁ。じつと手を見る。

「金が無くて美味い飯が食えないなら、ちょっとでもそれらしい雰囲気ののものを自分の手で作っちゃえ」って出来るのが自炊のいいところでして、ちょうどこの記事で使ったシャドークイーンも少し余ってるし、我が家のベランダ菜園も夏を前に本気を出してきたので、手持ちのハーブ類を使ってなんちゃってトスカーナ・フライドポテトでも作ってみようかな、と(ポテトサラダブログのハズなのに、さいきん他のイモ料理ばっかり作ってるな)

まぁ、和知料理長も確か雑誌のインタビューで「トスカーナ地方の料理なの?えっ。そんなことないよ。なんとなくトスカーナっぽいかなって思って付けただけ」って料理名の由来を語ってた気がなんとなくするので、なんとなく見た目で「こんな感じじゃね?」って推測のもとに作ってみようと思います。

ちなみに和知料理長が作ったトスカーナ・フライドポテトの画像はこちら。

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う、うまそう……。

 

さて、それでは真似してみたいと思います。

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材料【(2人分)】

シャドークイーン 中2個     200円
ローズマリー   2枝      120円
オレガノ     4枝         250円
ニンニク       2片              30円
小麦粉        大さじ4杯      10円
塩・胡椒 少々(クレイジーソルト

                     計  610円 

 

 

【手順1】イモを洗ってカットする

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はい。こちら余ったシャドークイーンさん。新芽も良い感じに紫色でエイリアンの触手みたい、ブレない芯の強さを感じますね。芽を取って1cm程度の拍子木状にカットします。

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こんな感じ。今回はハーブの香りに負けないようにイモの皮は剥かずに、そのままカットしました。あと、普通はフライドポテト作る時ってホクホク感とカリカリ感が出やすいようにカットした後で少し乾かして水分を飛ばすんですけど、コレお芋さんが少し古くなって水分が抜けてるっぽかったので、乾かさずにそのまま調理することにしました。

 

【手順2】イモに小麦粉をまぶす

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本来ならたぶんデュラム・セモリナ粉とか、強力粉の類いを使ったほうがカリっとなって美味しいような気がしますが、当然ながらウチにはそんなハイカラな小麦粉はないので、到って普通の薄力粉を使用しています。

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ボウルを振って、こんな感じに。あんまり均等に小麦粉が行き渡らず、ダマや偏りがあるほうが美味しいように思います。また、試食して気づいたんですが、もっと小麦粉が多い方が良いカモです。その辺、適当に何度か作って塩梅を見つけて下さいませ。

 

【手順3】ハーブの用意をする

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ニンニクはこんな感じで皮付きのまま包丁の腹で潰す。オレガノローズマリーはそのまま。あと、これも試食してから気づいたんですが、レシピに書いてるハーブ以外にも、セージとかタイムとかまぁとにかくなるべく沢山のハーブ類を入れたほうが美味しいと思います。僕、実はローズマリーの樟脳クサさが苦手でヒヨって少なめに入れたんですけど、油で揚げるとハーブの香りは穏やかになるみたいです。ビビらずにドンドン入れるのが美味しく作るコツっぽいです。

 

【手順4】ハーブと一緒にオイルで揚げる。f:id:koutanakagawa:20160520001253j:plain

中温のサラダオイルで、ハーブ類とともにポテトがカリッとなるまで揚げる。ひょっとしたら「トスカーナ」って名前がついてるぐらいだからオリーブオイルで揚げたほうがそれっぽかったのかしら?

 

 

【手順5】塩・胡椒を振って盛りつけるf:id:koutanakagawa:20160520002826j:plain

油を良く切って塩こしょうを振り、お皿に持って完成。ちょっと切り方が太すぎた気もしなくもないですけど、森ガールが好きそうな見た目ですねぇ。シャドークイーンはパンチのある色合いなので、なかなか食欲が沸きにくいですけど、フライドポテトにすると見た目的にも良さそうですね

さて、実食してみましょう。ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”(๑´ㅂ`๑)ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”

……シャドークイーンは油で揚げるためのイモ、と思ったほうが良さそうなぐらいポテトにピッタリじゃないか!!ポテサラのときはどちらかと言えばあっさり系の味だったのに、油で揚げると甘みがグッと増して香ばしいし、ホクホクとねっとりの中間といった食感も良いですねぇ〜。惜しむらくは小麦粉の量が少なかったことと、ハーブの量が少なかったこと。まだもう1回分ぐらいシャドークイーンが余ってるから、まだまだレシピ改良の余地がありそう。塩を控えめにしてスイートチリソースで食べても美味しいかもなぁ。

とまぁ、ここんところポテサラ以外の料理ばっかり作ってたので、そろそろ本分に立ち返ってポテトサラダを作ろうと思います。ポテサラにマッチしたキュウリの切り方とか、薫製風味のポテサラとか、少しずつネタを色々と考えてるのです。

 

 

余ったイモで紫色のヴィシソワーズを作ってみる

お久しぶりの更新になります。

しばらく放置している間に何をしていたかというと……

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花を道端で摘んでは活けたり……

 

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骨董品の撮影の練習したり……

 

srdk.rakuten.jp

 楽天さんが運営する「それどこで買ったの?」に寄稿したりしてました(本題)。

 

カラフルなポテトサラダを作ってみようということで、まぁ色々と試行錯誤しつつやってみたのですけれど、食べたことない食材を料理するのは面白いもんですねぇ。 

ポテサラのレシピなどは上のHPを見てもらうとして、こっちでは番外編を。

この記事を書くときにシャドークイーンをフードプロセッサーでマッシュした奴がだいぶ余りましてね、なんかいい活用方法無いかなぁと思って、そうだ、ヴィシソワーズにしてみよう、と。それにしても「ヴィシソワーズ」って響きがお洒落ですね。

材料【(2人分)】

シャドークイーン 中サイズ  1個       100円?
牛乳       400ml               50円
コンソメキューブ   1個            30円
                    計 180円

手順はイモ茹でてフードプロセッサーで潰して、温めた牛乳にコンソメ加えてイモを伸ばすだけなので省略するとして(実は撮影してないだけ)……

はい完成。f:id:koutanakagawa:20160513150505j:plain

柿右衛門手のお皿は洋食にも似合いますねぇ。

お味のほうは……ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”(๑´ㅂ`๑)ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”

うん。美味しいですね。ホッとする味。でも、なんていうかこう、まぁ作ってる時から「こういう味になるだろうなー」っていう予想通りの味と言うかなんと言うか……。

手料理を女子力とかモテの観点から考えたときに「おふくろの味系の胃袋を掴みにくる料理」と「こんな料理作れるんだぜ系マウンティング料理」に分類されると思うんですよ。

例えば肉じゃがとかカレーとかハンバーグとかはおふくろ系料理。ヴィシソワーズはもう完璧にマウンティング料理。実はものすごくお手軽なんだけど、料理しない人からすると「スゲーっ。そんなの作れるんだ」ってなるし、なんか名前もお洒落だし。ほら、バーニャカウダとかラタトゥイユとかアクアパッツアとか、ああいうの。

んで、これは声を大にして言いたいんですけど、持ち寄りパーティーがあるとして、実はあまり料理出来ない女子が料理出来る風に装うときは必ずラタトゥイユを作ってくるんですよ。コレ、覚えといて損は無いです。得もしないけど。

 

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あと、ヴィシソワーズでも消費できなかったイモをベランダのプランターに植えたら物凄い勢いで芽が出てきましてね、しかも新芽がイモの色と同じ黄色・紫・ピンクだったことをご報告して、本稿の結びとさせて頂きます。何事も新しいことに挑戦してみると発見があるもんですね。 

菜の花のモッツァレラサラダ的な何か

クリスマスひな祭り盆と正月端午の節句に二十四節季ホワイトデーに付き合って3ヶ月記念のお祝いに2度目のバレンタインデーから10ヶ月記念のプリクラ撮って101回目のプロポーズを経てこの味が良いねと君が言ったから七月六日はサラダ記念日。30年ぐらい無駄に生きていると、それなりに毎日が記念日になるようです。毎日がスペシャル!!

あきれたような口調で「あなたってホントにイベントごとに興味が無いよね」とカノジョから言われたホワイトデー3日前。1週間前から「あたしホワイトデーはあなたの手料理が食べたいなぁ」と周到な前振りをされていたので、流石に作りましたよ。えぇ。

菜の花のモッツァレラサラダ。春っぽい料理が良いかなぁ、なんて思いながら。

ということで、はい。どーーん。

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【材料(4人分)】

ミディトマト 1パック(5〜6個) 280円
菜の花 1/2束             120円
モッツァレラチーズ 1パック    250円
タマネギ 1/4個           20円
パプリカ 1個                   150円
塩・胡椒 少々
バジルソース(出来合いの奴)

                   計   820円 

写真は撮ってないけど、ミートローフとかチキンスープで煮たクスクスとかアイスワインとかデザートのあんこタルトとか、ひと通り用意しましてね。部屋掃除してワイングラス磨いてキャンドルに火をつけて帰りを待ってたんですよ。用意がぜんぶ終わったのが、8時30分ぐらい。そろそろ帰ってくるかなーカノジョ喜ぶだろうなー、なんて思ってたんですけどね。

でね。11時ぐらいですかね。そろそろ蝋燭も燃え尽きるわ、と思ってた頃にやっと帰ってきたと思ったら「あら、どうしたの?キャンドルナイトなの?」だってさ。

どうやらホワイトデーだと言うことをお忘れになられていたようで。(ノ∀`)アチャー

 ……吐いたツバ飲まんとけよ!!!!

 

ちょいと締切前で多忙につきイモを茹でたりする心の余裕がないので、今日はこの辺で。

お店のポテトサラダ vol.2:馬肉研究所 ゆう馬(明大前)

最近外食に行ったらポテトサラダを頼まなきゃいけない脅迫観念に晒されてる気がしなくもない僕です。こんにちは。皆さんはいかがお過ごしですか?

僕は地元が九州なんで、小さい頃から馬刺をよく食べてたんですよ。九州の醤油って砂糖でも入ってんのかよってぐらい甘くてですね、アレ、お刺身だと魚の味がまったくわかんなくなるんですけど、馬刺にはよく合うと思うんです。

で、連れと「馬でも食うか」という話しになりまして、伺ったのがこちら。

ココ、馬刺はもちろん美味しいんですけど、ちょっと変わった馬肉料理から熊本の名産品も置いてて、ついでにイタリアン出身のシェフがやっているのでイタリアンも美味しいんですよ。安いし。

で、どーん。「馬肉のポテトサラダ」なるメニューがあったので頼んでみました。

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さて、頂きましょう。ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”(๑´ㅂ`๑)ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”

正直なところサイコロ状にカットされたお肉がちょこっと入ってる程度で、あんまり馬肉っぽさは感じられないんですけど、ポテサラ全体にニンニクが利いてて新しいお味ですね〜。「馬肉のローストビーフが2〜3枚乗っかってるのかな」って思ってたので、ちょっと残念といえば残念。まぁお肉たっぷりだと500円で提供するのは無理があるし、飲み屋でポテサラに750円出すかって言われるとちょっとそれも無理があるしで、ちょうど良い落としどころなんでしょうね。味は問題なく美味しかったです。

それよりも隣の卓が「アンダーワールドがMステに〜、TB-303が〜、イビザのアムネジアが〜」だの、懐かしのクラブカルチャーの話で盛り上がってたので、なんかそっちのほうが気になっちゃいました。なんつうかこう、いまパリピだなんだって言ってはっちゃけてる若い子が10年ぐらい経つとあんな感じになんのかなぁ、みたいな。

お店のポテトサラダ vol.1:やきとり倶楽部(永福町)

今日はちょいと良いことがあったので、永福町駅前の「やきとり倶楽部」で祝杯。

永福町界隈って実はあまり飲み屋がないんですけど、ココは遅くまでやってるしカウンターもあるので、仕事帰りにおひとり様で飲むのにピッタリ。「学生の時はよくこんなとこで飲んでたなー」って感じの、極めて庶民派なお店です。

 

で、ココは「砂ズリのエンガワ」だとか「スジ」だとか珍しい焼き鳥もあるんですけど、拙ブログはポテトサラダに特化しているため、やっぱりコレ↓を。

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自家製ポテトサラダ(値段忘れた。400円しないぐらい?)。

さて、実食してみましょう。ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”(๑´ㅂ`๑)ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”

うん、美味しい。コーンが入ってるせいか、もともとの味付けのせいなのか、ちょっと甘みがあってねっとりした感じですねぇ。鶏皮せんべい(200円。こっちは値段憶えてた)に載っけて食べると、ポテトサラダのねっとりした甘さと鶏皮せんべいのしょっぱさ&クリスピーさがマッチしてジャンクで良い感じ。ビールが進みますね。

そもそも「後悔しない居酒屋」を選ぶためには「ポテトサラダが自家製かどうか」ってのはけっこう大事な基準だと思うんです。ポテトサラダってお通しに使われるぐらい万人受けしつつも、ある意味でぞんざいに扱われてる食べ物なので、業務用のレディメイドポテトサラダ(kg単位で生クリームに絞り出すやつ。コレ使ってる店って意外と多いんですよ)じゃなくて、ちゃんと自家製のポテトサラダを提供している店はハズレじゃない可能性が高いように思います。

今日はビール2杯飲んで串2本頼んで手羽先餃子とポテトサラダと鶏皮せんべいとお通しがついて2500円ぐらいだったかな。2000円そこらでパッと入ってチャッと飲める居酒屋で当たり外れを論じるのはナンセンスなのかもしんないですけど、そういう「気張らずに、でも悲しい思いはしたくないとき」のお店選びの際は、メニューに自家製ポテトサラダがあるかどうかを目安にしてみたらいかがでしょう??

 

第3回 鮭フレークのポテサラでディルを使いきれ

あんまり多用しない食材を買ったときって、その処分に困っちゃいますよね。

前回のタラモサラダ用に買ったディルを使いきりたくて「なんかいい方法ないかなー」と検索してたら、お誂え向きのレシピを発見。

ええやん。さっそく真似しよっと。

 

材料【(2人分)】

メイクイーン 中サイズ 3個   60円
ディル 2本           50円
マヨネーズ      大さじ3杯     20円
ゆで玉子 1個                  17円
鮭フレーク 大さじ2杯              20円
塩・胡椒 少々
レモン汁 少々
            計  167円

 

工程はクックパッドに掲載してあるから省略するとして……さっそく完成。アルパカさんもカメラ目線ですね。

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さて、実食してみましょう。ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”(๑´ㅂ`๑)ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”

うーーん。美味しい。鮭の魚介臭さをディルがうまく緩和してくれて、最近イモばっかり食っててポテサラに飽き気味だった僕でも美味しい。出来上がったばかりの時はタマネギの辛味が気になったけど、少し時間が立つと辛味が抜けて甘味が立ち始めるのも面白いですね。元のレシピにゆで玉子を追加してみたんだけど、おかげでコクが出たように思います。どちらかと言うとパンやベーグルに挟んで食べたい系のポテトサラダですねぇ〜。

 

 

第2回 タラモサラダを作ってみよう

料理を作るときはなるべく最初に完成した時の見た目や味わいを想像しながら作るようにしています。「どんな料理を食べたいかなぁ」なんて考えながら適当に思いついた語句で検索して、出てきた写真を見ながら手順や食材について考えていくと詳細にイメージが湧くように思います。意外と楽しいんですよ、これ。
食べたことの無い料理でも写真を観ながら「こんな手順で作るのかなぁ」とか「こんな味なのかなぁ」なんて想像しながら作っていく。失敗してもそれはそれ。どうせお客さんに食べさせるでもなし、1日2日で食べきる量なんだから気にしない。

で、今回はたらこを使ったポテトサラダを作ろうと思います。いわゆるタラモサラダですね。第二回目から亜流のポテサラを作るのはいかがなものかと思ったんですが、なんとなく作りたくなったもので。それにこの時に買ったメイクイーンを使っちゃいたいんですけど、いわゆる普通のポテトサラダに使うよりもタラモサラダのほうがマッチしてる気がして。

それに僕、タラモサラダってまだ作った事が無いんですよ。お店で食べたことあるんだけど、どんな味だったかはっきりクッキリ覚えてるとは言い難い。

カナッペ状にペーストにするのか。それともイモ感を残すのか。たらこを使うべきか、明太子を使うべきか。考えていくとだんだんと悩ましくなってくる。ざっと検索しただけでこんな感じ(みんな写真上手ですね。僕も頑張らないと。)

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それでは作りたい理想のタラモサラダをイメージしていきましょう。

  • カナッペよりも少しだけジャガイモの粒感が残ってる
  • ジャガイモの香りよりも甘さが先立つ
  • 角切りのジャガイモにねっとりしたソースが絡んでる
  • たらこの粒が大きめでツブツブしてる
  • たらこの粒に火が入っておらず、レアな状態
  • コクがあって、白ワインに合うような味わい
  • そのまま食べても美味しく、バゲットにも合う
  • アクセントになるようなハーブの香りがある
  • ピンク一色だと寂しいので、グリーンの彩りも加える

さて、この通りに作れるでしょうか。やってみましょう〜。そんな訳で選んだ材料はこちら。 

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【材料(4人分)

  • メイクイーン 中サイズ 4個  75円
  • 明太子 1パック      280円
  • ディル 2本          50円
  • バター 10g           25円
  • ナチュラルチーズ 2切れ   50円
  • 生クリーム 大さじ5杯            80円
  • マヨネーズ 大さじ3杯            20円
  • 塩・胡椒 少々
  • レモン汁 少々(無くてもオーケー)

             計  560円

アルパカさんも「メイクイーンってたった1〜2週間で芽が生えるんや……」って驚いてますね。僕もひさしぶりに戸棚から出して驚きました。1個だけ料理に使わずに残しておいて、ベランダのプランターに植えようかな。それはそうと、タラモサラダの原価ってほとんどタラコ代なんですね。原材料費計算してびっくりしちゃった。今日はびっくりしてばっかりですね。

 

さて、それでは実際に作っていきましょう〜。 

 

【手順1】ジャガイモの皮を剥いて角切りにする

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↑なるべくジャガイモの土臭さを抑えたいので、丁寧に皮が残らないように剥いて5mm角の角切りにします。以外と面倒くさかったっすね

 

【手順2】ジャガイモを茹でる

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↑ジャガイモを茹でます。今回は塩を入れずにそのままで。明太子の塩分がモノによってマチマチなので、ここで塩味を加えたくないのです。勿論レンチンしてもオーケー。中まで火が通れば大丈夫。細かく切ってるのでガス代の節約にもなりますね

 

【手順3】ソースを作る

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↑ボウルにほぐした明太子、生クリーム、ディル2本、マヨネーズを入れて混ぜます。明太子の皮の部分が残ってると舌触りが悪いのでほぐしながら入れ、ディルは茎は使わずにハッパの部分を細かくちぎっていれます。この時点では「ユル過ぎるかな……??」ってぐらいの固さにしておきましょう

 

【手順4】マッシュポテトを作る

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↑茹で上がったジャガイモのうち5分の1程度の分量をとりわけ、まだ熱いうちにバターとチーズを加え、滑らかになるまで混ぜ合わせます。裏ごし機があれば簡単に滑らかになるかもですねー。たぶんそのままソースとジャガイモを全量あえても良いと思うんですけど、なんとなくジャガイモのツブッぽさを残しつつソースにもイモっぽさを加えたいので、分けてみようかと

 

【手順5】混ぜ合わせて盛りつける

はい。写真撮り忘れました。【手順3】で作ったソースと【手順4】で作ったジャガイモクリームを合わせてペースト状にし、レモン汁を適量振って残りのジャガイモとあえて完成。塩加減はここで調節しましょう。たぶん【手順3】のソースのときにレモン汁を入れちゃうと酸味で生クリームやら明太子やらのタンパク質が凝固しそうなので、最終工程に近くなってから入れましょう。

 

で、完成したのがこちら。

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さて、実食してみましょう。ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”(๑´ㅂ`๑)ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”

うん。だいたい予想通りの味わい。問題なく美味しいですね〜。ジャガイモの粒っぽさを残しつつソースをモッタリとさせたかったので、わざと茹で上がったジャガイモをソース用と粒用に取り分けたんですけど、やる必要なかったかもですね〜。チーズのコクにディルのキリッとした爽やかな香りが加わることで、本格的な味わいになったように思います。ディルって地中海料理でよく使われるし、マッチすると思ってたんだ(ドヤッ。

あと塩加減は最後の工程で調節するべきなのと、レモン汁も最後に入れることだけ注意すれば誰でも作れるお手軽料理なのではないでしょうか。

 

【反省点】

  • 別にジャガイモを取り分けて作る必要なかったな
  • ディルが沢山残ってるんだけど、何に使おうかな…… 
  • 生もの使ってるけど、どのぐらい日持ちするんだろコレ?

 あんまり使用頻度の高くないハーブを使う時はどうやって使いきるかが悩ましいですね……。ヨーグルトとキュウリのモロッコ風スープでも作ってディルを使いきろうかしら。